kimi⭐︎mamaブログ

子どもたちと楽しい思い出を〜⭐︎働くママの家族時間。

救急車事件

子育てをしていると

いろんなハプニングはつきもので

 

小さいうちは病気やケガも沢山あるだろう。

 

 

私は過去に

起こっては行けない事故を子どもに起こさせてしまった事がある。

 

そう、誤飲事件。

 

それも、ボタン電池の誤飲。

 

 

当時、お兄ちゃんは4歳なりたてだった。

下の子はI歳半過ぎ。

 

お父さんのお財布の中に、車のキーに使われていたボタン電池が入っていた。もう使用できずに外し、いれておいたのだろう。

 

お財布は子どもがよく欲しがるアイテムの1つ。

 

お兄ちゃんがお父さんのお財布を盗み、中のお金を取って遊んでいたのだ。

 

その時、私は歯磨きをしていたと思う。

 

ふと、お兄ちゃんがボタン電池を手にしているのが目に見えた。

 

「それ、〇〇〇くん(弟)が飲んだら死んじゃうからちゃんと返しておいて」

 

弟のゆうりはまだおもちゃを口に持っていく事があるため、注意をしていた。

 

もちろん、お兄ちゃんはもうそんな事はしない…

 

 

 

しないと思っていたのが間違いだった。

 

 

 

そのとき、おばあちゃんから電話があり、話がそれてしまった。

 

 

ちょうど夜9時前くらいだったろうか。

 

 

寝室に向かってみんなでゴロゴロしていた時だった。

 

 

凄い勢いで泣き出した長男。

 

「どうした?」

と私が聞くと

 

 

「死んじゃう、飲んじゃった‼︎」

 

と叫ぶ長男。

 

「え?まさかボタン電池?」

 

「そうー、早く取ってー」

 

 

 

お兄ちゃんはボタン電池を手にしたまま寝室にきていたのだ。そして、眠たくなってわけもわからず口に入れてしまったのかもしれない。そのまま飲み込んでしまった。

 

 

信じられなかった。

4歳の子は完全にノーマークだった。

 

 

私は頭の中が真っ白になった。

 

 

どうしよう…

ボタン電池は本当に危ない

 

ネットで調べると重症化例ばかり出てきた。

 

旦那が夜間休暇診療に電話すると

 

なんと救急車で行くとのこと。

 

それだけ緊急を要する事件だという事だ。

 

旦那と救急車に乗って、近くの病院に向かった長男。

 

寝ている次男とただ泣きじゃくる私。

 

最悪の事態ばかり頭をよぎった。

待つ時間が本当に苦しかった。 

 

 

何でちゃんと取り上げていなかったのか。

親として、ちゃんとみていなかった責任と長男が大丈夫か…

後悔と心配で

 

涙が止まらなかった。

 

1人では不安すぎて、

無意識に私は姉と兄に電話をしていた。

 

本当に困った時

どうしようもない時

私はいつも姉と兄に助けを求める。

 

最初、姉に電話をするが繋がらず

 

兄に電話をした。

 

泣き声で完全に動揺しながら状況を話す私。

 

そんな時いつも冷静な兄。

 

「病院行ったんだろ〜

大丈夫だよ、先生が取ってくれるから大丈夫だと思うぞ〜」

 

なんとも冷静な答えである。

 

その声で、少しずつ冷静さを取り戻していった私。

 

その後、折り返してくれた姉の電話。

 

また泣きながら話すと

 

姉は私の気持ちに寄り添ってくれた。

姉はもっと辛い思いを過去にしていたから

きっと、私の今の気持ちを1番に理解してくれたのかもしれない。

 

2人の声を聞いて、我に戻りつつあった時

 

 

旦那から電話がなった。

 

レントゲンでボタン電池があるのが確認出来たが、その病院では取ることが出来る医師がいないため、また救急車で違う大きな病院に搬送されるとの話だった。

 

その病院は運良く私の実家の近くだった。

 

その後、心配でとにかく長男の近くにいたい一心で。

 

実家に弟を預け、私は病院に向かった。

 

ちょうど11時過ぎだったろうか。

 

病院に着くと

 

目の周りに赤くプツプツとしたものがたくさん出ている長男と、旦那が待合室で座っていた。

 

私は思わず長男を抱きしめた。

 

嘔吐で服は汚れ、

 

声はかすれた声しか出ていない。

 

それでも、意外とケロッとしていた長男。

 

話を聞くと、口からカテーテルを入れて取り出したららしい。しかも麻酔なしでだ。

 

なかなか取れず、本当に苦しい思いをしたはずだ。

 

目の周りの赤いプツプツは

 

泣きすぎて出来た出血班だった。

 

運良く、その時の当直医が小児外科の先生であったため、取ることが出来たのだった…。

 

 

 

こんな事が起こるなんて、夢にも思わなかった。しかも、4歳児が…

この考えがいけないのであろう。

リスクがある物は、何歳になろうと細心の注意を払っていなければならない。

小児科先生曰く、

今までの誤飲で摘出した最高年齢は8歳だと。

車の中で兄弟でふざけてお金を口の中に入れて遊んでいたら、ブレーキの勢いで飲み込んでしまったとか…

それも、みんな男の子である。

 

 

いつも私たちの生活には、リスクが潜んでいる事を頭にいれておかなければならない。

 

子育てはこれからもいろんなことが起きるのだから…。